MOLIMO
(エース、KISS加入前のバンド)


1965年、エースは一つ上の兄、チャーリーと一緒にバンド活動を始めてからKISSに加入するまで
幾つものバンドを経ている。The Micro Organism → The Exterminators → The four Roses →
The Muff Divers → King Kong → Honey → The Magic People → Molimo。KISS加入直前の
バンド、MOLIMO(モリモ)についての関連記事を発見!海外サイトなのでアタシの拙い和訳で恐
縮ですが(^^;)このバンドについて当事者などから解明されている事を説明してみたいと思います〜

MEMBER
〇クリスティーン・マーフィー/ボーカル
〇トム・エリス/ボーカル・リズムギター
〇ロイ・シンガー/キーボード
〇ポール(エース)・フレーリー/リードギター
〇バリー・デンプシー/ベース
〇ディブ・ポリンスキー/ドラム

バンドの歴史は学校の同級生だったキーボードのロイ・シンガーとリズムヴォーカルのトム・エリス
がいたカンザスから始まる。二人は1969年にニューヨークへ渡り、男女混声を基本としたジェファ
ーソン・エアープレーンをベースにしたバンドを構築。バンドはRCAプロデューサーのステファン・シ
ュワルツがヴォーカルのクリスティーン・マーフィーと一緒に彼らを押し上げるまでに、幾多のメンバ
ーチェンジを繰り返していた。この三人がバンドの核となり、リズムセクションでベースのバリー・デン
プシー、ドラムのディブ・ポリンスキーが加わる。エースを加える事によってバンドメンバーが最終的
に固定。1年間曲作りや練習を重ね、音楽的背景の違ったメンバー間に共通的な基盤を築いた。
ロイとトムは、バンドでのソングライターの役割を担っており、エースは「ポール(本名)」として加わ
ったが、在籍の間はエースと名乗る、しかし明らかにバンドが録音しようとする曲等の構成要素に
は関わっていなかった。トムによると、モリモは後に「アフリカの小人が儀式に使う秘密の楽器」と
呼ばれていたという。バンドの名前の事であるが、月日が経つうちに、色々なスペルや発音になっ
ていた、特に「ミレモ」、これはポルトガル語の意味で推奨されていたが、後にチャーリー・フレーリ
ー(兄)は、そのバンド名が言葉のアクセントによってどのようにでも解釈される混乱と憶測の時期
から落ち着かせる事の出来る、「モリモ」と言う名であることを確証する事が出来た様だった。

彼らの作る曲調は、とある人物の助言によって、ウエストコースト・ロック風の充分なディストーション
を効かした長いソロプレイと自由奔放に流れる曲構成にした、ジェファーソン・エアープレーンをパワ
フルなサイケ調にしたものになった。(例えば「Singapore Sling」、「Face Down (Bourbon St.)」、「My
Way Or No Way」、「Dead and Gone」、「Street Coroner」、「Don't Knock It, Until You Try It」、「
Bitter End」そして「Soul Searcher」と言った、どこかウィッキド・レスターやキッスの間で聞いた様な
コード進行をベースにしたソングタイトルのアルバムが決め手になる。とか)明らかに、エースが作っ
た「Getaway」のメインの構成は「My Way Or No Way」のそれと酷似しており、後に「Parasite」で使
用されるメインリフ間は基本的に「Dead and Gone」のものと思われる。(注:これらは全てモリモの情
報に味付けしたもので、確かめる事が出来ない為、それらは全くのデタラメであろう。)

このグループはフィルモア・イーストが閉店(1971年6月)する前までそこでプレイしていた。
彼らもまた、グリーンウィチ・ヴィレッジにあるブリッカーストリートでジャズジョイントとしてよく知られ
ているヴィレッジ・ゲートを含む地方のイベント会場でプレイしていた。エースの兄チャーリーによる
と、「一度、ヴィレッジ・ゲートでモリモのメンバーとしてプレイするエースを見に行ったら、それは幾
つかのソフトなバンドの一つに過ぎなかった、女性リードシンガーのいるグループだったのを覚えて
いる。それはポップ系のサウンドだったな。ポール(エース)は数曲でリードを演奏、そして他ではア
コースティックを演奏しただろう。彼はいつもへヴィーメタルへ突き向かっていたし、ツッペリンが究
極だったからね。君達が知っているKISSって言うのは、彼が泣き叫ぶ様なリードギターで迫力のあ
る力強いロックリズムだろ?。だからモリモは彼の為にそれを外さなかったんだよ、それは機会がや
ってくるまでやっておかねばならない事だったんだろうな。」


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